TBSの「マツコの知らない世界」という番組をご存じだろうか。2016年6月7日放送の「ほぐし家電」の回で紹介されて目にとまったのがコレ。パナソニックの「エアーマッサージャー骨盤おしりリフレEW-NA75」というもの。
座椅子、あぐら、足組みなどで骨盤が開くとバランスが崩れて身体のあちこちに不調をきたすのは以前から知っていたが、対策としては整体やマッサージに行くくらいしかなかった。ところがこれは空気の力で骨盤周りのこりをほぐすと言うから気になる。もちろん整体の先生にやってもらうような治療とは違うので一時しのぎかも知れないが、とりあえずの腰痛・肩こりなどが治まればありがたい。価格的にもマッサージ数回分だからうまく行けば経費の節約にもなる。
アキバのヨドバシに行ってみたら在庫切れ。番組のせいで価格も上がり在庫もないのかな？ だがソフマップには在庫ありで無事購入。価格は諭吉２人＋アルファ。
こんな箱(表と裏)。箱の中味は
カタログイメージとしては、
こんな製品。これを下半身に巻き付けてスイッチを入れると、12カ所のエリアに空気が送り込まれて腰やおしりを締め付けてくれる。広げるとこんな感じ。
やってみてポイントとなる点をあげてみると、まずは良いところ。
・想像していたよりも力強い
・意外と静か
・気持ちいい
一方、気になる点は
・動作時間が足りない気がする
・動作が単調
・装着すると動きが取れない
もう少し細かく書くと、
動作は骨盤まわりは「しめつけ」と「もみほぐし」、おしりは「ひきあげ」、太ももは「もみほぐし」に決まっており、強さは「弱」「中」「強」で時間は各10分。
動作のモードは販売価格を考えると、もうちょっと組み合わせが欲しい。時間のほうは、説明書には同じ部位には1日10分と書いてあるのだが、感覚としては1回30分くらいやりたくなる。
また、12カ所のエリアに空気か送られるのだが空気のチューブは2本なので制御しているのは上の段と下の段の2カ所だけ。それ以上の細かい制御をしているわけでは無さそう。まぁ、これは仕掛けが大きくなるから仕方ないのかな。
「意外と静か」は主観なのだが空気を入れる時はブーンと音がする。テレビが聞こえなくなるほどの音量ではないが、フローリングの床に置いておくと振動でうるさいから布団やタオルの上などに置いておけば、うるさくは感じない。という程度。
そして、骨盤付近に装着すると身動きがとれない。曲がらないのでイスには座れない。太ももへの装着なら腰掛けてでも使えた。骨盤付近の場合、結局、パンフレットにある、
このようなうつ伏せの姿勢になってしまう。この写真だと「寝ながら楽にできます」と見えるが、私の感覚では、うつ伏せか仰向けにならざるを得ないと思う。(だから悪いとは言うつもりはない)
装着のポイントとしては、最初にマジックテープで留める際にしっかり(きつめに)巻く。と言う事だろうか。そうすれば「弱」や「中」で充分な締め付けを感じる。ゆるいと「強」でも物足りないかも。場所は自分で考えた以上に下の方に付けるとちょうど良い。
そして、付属している
これ「ほぐしパッド」。これを挟んで部分的に押すというのだが、これはやっているうちに動きやすいのと、うっかり骨の部分に当たると痛いということとなった。よほど部分を押したい所がなければ自分には必要ないかな。
使ってみた感想としては、「とてもいい」知り合いにもオススメできる。クセになりそう。
ただ、1部位10分では収まらず、ついつい30分くらいやってしまう。説明書的にはアウトだが、気持ちいいのだから仕方がない。
まあ、感想はそんなところでメーカーの製品ページはこちら。
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