バックアップファイルや画像のファイルが多くなってきました。画像のファイルは『辰巳の辻占』サイトの記事でも利用しているので、共有フォルダー的な運用が必要です。家の中のLAN環境に、NASを置いてみることにしました。
ちゃんと製品を買うと妙に高いので、アイ・オー・データ機器製のドライブレスの筐体を購入し、好みのHDDを入れて作ろうという計画です。
使用したのは、I・O DATA製(アイ・オー・データ機器)の、HDL2-AA0/E というものです。そこそこのスピードがあり、好きなディスクを入れて使えます。今回はディスク2台をミラーリングさせて安全面も確保します。ディスクが1台故障しても大丈夫。
中にセットするディスクですが、普通ならWesternDigital のREDが鉄板でしょうが、今年が戌年という事もあるので、犬の祖先である狼をトレードマークにした、Seagate の IronWolf を使ってみることにしました。
Seagateと言えば一昔前では、当たり外れが大きいとか前ぶれ無く突然死などの評でしたが、この、IronWolfシリーズは最近出たNAS等のフルタイム稼働を考慮したディスクであるようなので、期待大です。
ちなみに私は、不思議なことにSeagateのHDDで突然死に遭遇したことが一度もなく、あまり悪い印象もないのです。
最近は大容量でも手が届く価格になっていたので、6TBを2台入れてミラーリングです。なんか贅沢な感じです。
ディスクを入れたらNASとして動作するようにファームウェアをインストールする必要があります。
まず、メーカーのページからソフトの元をダウンロードしてきて、
次にこれを解凍します。
そして、手持ちのUSBメモリーにコピーします。
ここで注意点です。USBメモリーはあらかじめFAT32でフォーマットしておきます。NTFSではいけません。
そして、先ほどの2つのファイルだけをコピーします。200MBていどなので、小容量のもので大丈夫。
一方、買ってきたディスクには付属の金属ステーを取付けて、本体にセットします。
本体の上フタを取ると中が見えるので、コネクタの向きを間違えないように2台入れてフタを戻します。
ここまで出来たら、準備したUSBメモリーを正面のUSBソケットに差して(背面ではなく)、ACアダプタを接続して、電源スイッチを押します。
しばらく待つと(多分ディスクの容量によって待ち時間は異なると思いますが)、USBメモリーからファームウェアがインストールされます。
インストール中は正面の下の方のランプはオレンジ色点滅ですが、終了すると電源が切れる仕組みになっています。
電源が切れていたら、USBメモリーを抜いて完成です。箱を開け始めてからここまで40分くらいでした。
NASの設定はブラウザから行ないます。
次の記事に続く予定です。